白馬村営の山小屋は、白馬三山の周辺に立地しています。そこは、北アルプス!本格的な「山」ですので、天候や足場・周辺状況
そして自分や仲間のの体力を見ながら、山の自然を満喫して下さい。
疲れない歩き方
登り
足を振り子のように前に出す。歩幅は短め。
下り
膝でクッションをかけるようにして一定のリズムを保つ。靴ひもは登りよりもきつく締め、歩幅は狭める。
足の裏
爪先はやむを得ない時のみ使用するようにし、足の裏全体を地面にフラットに置く。
アイゼン
爪を足にあてぬよう注意し、雪面を踏みつけながら歩く。
夏と言っても高山は朝夕冷え込みを感じます。
また天候の急変や、2900m付近では常に平地よりも15〜20℃位気温が低いのでご注意下さい。
ウエア
上着は綿の長袖。ズボンは汗をかいても足の動きをさまたげないもの。ソックスは、湿気を逃さず型崩れしにくいもの。
靴
つま先や踵の保護され、防水性に優れ、スリップしにくい靴底。足首まで覆ったハイカットのもの。
帽子
ひさしがあるハットタイプ。
雨具
ゴアテックス素材でセパレートタイプ。
下着
オーロン素材がお勧め。
着替え
下着、運動着、靴下など。
水筒
1リットル位入る軽量なもの。
アイゼン
雪渓での滑り止めと疲れ防止。
食料
ビスケット、チョコレート、レモンなど。
落石
浮石には十分注意し、落石を起こさぬよう注意する。もし石が落ちてきたら「ラク!ラク!」と大声で知らせる。
早発ち/早着
特に午後は天候が変わりやすい。
アクシデント
病人・外傷患者・その他事故はすばやく山小屋へ連絡。
登山届
必ず提出。
ゴミ
吸殻は持ち帰る。
禁止行為
植物の採取は厳禁。
道に迷ったら
まずは落ち着いて、来た方向に引き返すのが一番。
登山者カードの届け出を忘れずに
白馬大雪渓より上部、又は他のルートより北アルプス連峰に入山される方は、登山届けを提出し、遭難・事故等に備える必要があります。
入山時に、一番麓にある山小屋(猿倉荘、八方池山荘、五竜テレキャビン乗り場等)に提出して下さい。
「登山カード」は北アルプス(長野県内)共通です。